2025年05月21日

評議員会ごあいさつ　田中共子文学部長

4月25日に評議員会を開催し、文学部長の田中共子先生から文学部の近況を伺いました。以下に掲載し、会員の皆様にもお知らせいたします。

いつもご支援をありがとうございます。昨年度も同窓会のご寄付で、優秀卒論賞の受賞論文15編を顕彰させて頂きました。専門学会の発表レベルで、専門誌への投稿もある優れた研究です。例えば文化人類学では備中神楽の伝統、地理学では山形県のワイン産業の動向、心理学では留学生との交流意欲、考古学では古墳の横穴式石室、日本語学ではテレビニュース番組の名詞文などが研究されました。外国語での卒論も英語3編、仏語1編がありました。
今年度はSDGｓ卒論賞も始めます。文学部での研鑽を社会に繋げていって欲しいという願いと、文学部の教育研究が社会に繋がっていくことを示す狙いがあります。
この4月には174人が入学し、前期入試の倍率は2.3倍でした。2倍以上を保つべく広報活動に励んでいます。3月の卒業者は171名でした。2023年度の就職状況は、企業就職が半分あまり、公務員が約4分の1、大学院が約1割です。
今後とも後輩達を見守り、応援していって頂ければ有り難く思います。