お知らせ
2025年05月21日
評議員会ごあいさつ 鈴木隆元法務研究科長
4月25日に評議員会を開催し、法務研究科長の鈴木隆元先生から法務研究科の近況を伺いました。以下に掲載し、会員の皆様にもお知らせいたします。
大学院法務研究科の研究科長を務めております鈴木隆元です。
昨年、法務研究科は創立20周年を迎え、記念シンポジウム「地域組織と連携した法務系人材育成システム・還元ルートの構築・強化」を開催しました。同窓会の皆様方をはじめ、地域企業・組織の関係者、法曹関係者など学内外から多くの方にご参加いただきました。シンポジウムでは、地域組織と連携した法務系人材育成システム・還元ルート構築・強化への期待が大いに高まりました。
この20年間の修了生は430人に達し、司法試験合格者は215名に上ります。現行司法試験19年間の累積合格率は49%で、一昨年ようやく西隣県の大学を超えることができています。
法務研究科では、法学部と緊密に連携し、2020年度より法学部に法曹コースを設置して、学部時代から法科大学院の授業を履修するようにしています。この法曹コース1期生の2人は、この春、司法修習を終え、いずれも弁護士として活躍を始めています。このような先輩に続けとばかり、この4月には、29人の新入生を迎えました。5年前は14人でしたので、倍増です。学生数増加で、今年の司法試験には50人近くが受験する予定です。
今後とも引き続き、頑張る学生へのご支援をどうぞよろしくお願いします。